毎月18日は、上善寺へ。
☆長者の市 出店募集!!
「長者の市」は、佐野町場や佐野町場の商店街のにぎわいづくりを目的に開催しています。
「長者の市」は、毎月18日の観音様の縁日(上善寺水かけ観音花のご縁日)の時に開催します。
また18日以外にも不定期で「長者の市」や「長者のごりやく祭り」が開催されます。
☆出店大募集中です!
・アートクラフト、手作り雑貨・てづくりのお菓子やパン、こだわり野菜などなど
いろんな「長者の市」を開催していきます。
・出店料は、1ブース(長机の大きさの台+椅子2脚まで)で、
ですが、テントや机の持ち込み歓迎です
18日が平日の場合は、500円。
18日が土日祝の場合は、1000円。です。
ですが、テントや机の持ち込みは大歓迎です。
・雨天決行です。(小雨の場合はお寺の軒下で、大雨の場合はお寺のホールで平机で実施します。)
申込先 hucac☆nifty.com (☆を@に変えてください)まで。
(机には限りがありますので、お早目にお申し込みください!)
お車でお越しの方は、駐車場はありませんので、いったん商店街のお寺入り口あたりで横付けして搬入されたのち、
りんくう北駐車場に駐車されることをお勧めします。
☆水かけ観音花のご縁日とは
〇上善寺には、観音堂と水かけ観音が祀られており、毎月18日に観音様のご縁日が開かれていました。
せっかくある縁日をもっと盛り上げられないものかと思っていましたところ、昨年3月11日に東日本大震災が生じ、私たちも何か復興の応援ができないかと始めた活動です。
上善寺の水かけ観音には、江戸時代に波の底から漁師の網により引き揚げられ、その後地域の信仰を集めてきたという伝説があります。
かつてここは大震災が起こり何度も津波の被害にあってきました。
そこで、私たちはこの水かけ観音様こそ復興のシンボルではないかと、観音様に花を手向けるイベントを企画しました。
お花を一輪買っていただき、観音様のまわりをお花でいっぱいにし、花代の収益を復興のために寄付するというものです。定期的に継続して開催することで、大震災のことを忘れないためにも、また、来るべき東海・東南海・南海地震への備えを皆が意識することにもつながれば、と願っています。
☆長者伝説について
〇佐野町場には、江戸時代、動く総合商社といわれる北前船を駆使し、廻船業を中心に日本中をまたに活躍した大富豪、食野(めしの)・唐金(からかね)家にまつわる長者伝説があります。
江戸時代の文豪井原西鶴が『日本永代蔵』で『近代泉州に唐かね屋とて、金銀に有徳なる人出来ぬ。』と著わしたり、古典落語『莨(たばこ)の火』に実名で登場するなど、豪快で情に厚い人柄が数々の伝説に残されています。
江戸時代を通じて時代の変化に合わせて次々と新事業を開発して雇用を生み出し、さらに、富をまちづくりや文化芸術に投じることで文化芸術で町の格を高めてきたことなど、人々に愛され親しまれた人柄が今に伝わっています。
私たちはかつての長者の心意気に学び、あやかろうと、佐野町場を「長者伝説」で活性化させていこうと活動をしています。
☆「泉州佐野長者伝説の町」実行委員会について
〇長者の屋敷跡は泉佐野市立第一小学校になりましたが、耐震化工事に伴う発掘調査を機に、
校舎裏にあった「食野宅跡碑」と屋敷の井戸の縁石を移設・リニューアルする運動を、
まちおこし団体やNPOと地域の人達で展開し実現しました。
これを機に、佐野町場の有形・無形の文化財を活用し、町の活性化を図ることを目的に実行委員会が結成されました。
長者の市は、始まったばかりです。どうか町の活性化のためにも、ぜひ遊びにいらしてください。